2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ネット大河小説・畠山重忠

後白河法皇の「毒を以て毒を制す」は「雅やかな世」を取り戻すための手段と信じて、その耳目の役割を果たし続けてきた左近であるが、結果的には動乱を誘発するだけであると気づき、源平の和解を法皇に建言するようになっていた。しかし、法皇は武士勢力排除…

ネット大河小説・畠山重忠

頼朝が平頼盛を厚遇したのは、命の恩人である池禅尼の子ということもあるが、神器の穏便なる返還への布石でもあった。その一方で、政治・軍事の一体化で御家人の統制を目指していたが、その過程において義経の行動が障害となっていた。 京都に滞在した経験を…