2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ネット大河小説・畠山重忠

武功により領地は安堵されたとはいえ、叔父との境界争いを抱える熊谷直実にとっての朗報が。それは重忠の祖父に当てた直実の父からの書状であった。これを頼朝が訴訟機関として設置した問注所に提出すれば:。感涙を流す直実に重忠は弱小領主の苦悩を改めて…

ネット大河小説・畠山重忠

鎌倉に帰還した北条義時は重忠の前で義経への憤懣をぶちまけた。政治と軍事の一体化 という頼朝の方針を堅持する鎌倉御家人たちには義経の言動は傍若無人なものと映っていたのである。「源氏には冷たい血が」という亡き父の言葉が今も耳に残る重忠は:。 第…